宝の山

山の事を元森林組合作業員が現場案内いたします。植林、間伐、災害、旱魃、水、木の製品について見えるブログにします。

環境について

http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/index.html 市民のための環境学ガイド書庫を見つけました。大変参考になるホームページです。

http://www.otomi.tv/magazine/mailmagazine_59.htmここも参考になりました。


豆知識

ブナ(Fagus crenata Blume)は、温帯域に生育する落葉樹である。大きいものは高さ30mにも達するものがある。樹皮は灰白色できめが細かく、よく地衣類などが着いて、独特の模様のように見える。葉は楕円形で、薄くてやや固め、縁は波打っていて、鋸歯と言うよりは葉脈のところで少しくぼんでいる感じになる。冬芽は褐色の鱗片に包まれ、茎が伸びた後もそれがぶら下がっているのがチャームポイントである。

雌雄同株で、花は春につく。雄花は枝先からぶら下がった柄の先に数個着いて、全体としては房状になる。雌花は枝先からしっかりした柄の先につく。果実は総苞片に包まれて成熟し、それが割れて散布される。シイの実の表面を少しトゲトゲさせた感じである。出てきた果実は、断面が三角の痩せた小さなドングリといったところ。しかしながら、中の胚乳は渋みがなく脂肪分も豊富で美味であり、生のままで食べることもできる。なお、ブナの古名を「そばのき」、ブナの果実を「そばぐり」というのは、果実にソバ(稜角の意の古語)がある木、ソバのある栗の意である。タデ科の作物ソバ(蕎麦)の古名を「そばむぎ」といったのと同様である。

日本では、低山の照葉樹林帯と、亜高山の針葉樹林帯の間にはブナ林が成立する。特に日本海側の多雪地では、純林に近いブナ林が広範囲に広がっていたが、戦後大規模に伐採されてしまった。一方、太平洋側では純林はあまり見られず、ミズナラなど他樹種との混交林をつくる。白神山地のブナ林は世界遺産に登録されている。


本州中部では、ほぼ標高1000m以上1500m以下の地域がブナ林となる。日本北限のブナ林は、北海道黒松内町、南限のブナ林は鹿児島県高隈山にある。

ブナの果実は多くの哺乳類の餌として重要である。2003年はツキノワグマが多数里に出てきたことで知られるが、この年はブナの不作の年でもあった。
「wikipedia」から

 ブナは日本古来より建築材や家具材として用いられていたが、「育成に時間がかかる」「ねじれがある」「耐久性が低い」といった理由から近代に入ってヒノキや杉などの針葉樹よりも利用価値が低いとされた。現在は家具材や細工物に使われている。

 中世ヨーロッパではブナの白い木材を薄い板に加工したものが、高価な羊皮紙の代用品として広く用いられていた。

欧州では、(種類は異なるが)ブナを高級な木材として扱う。日本ではかつて、いわゆる木地師がこれを加工して、食器などを作った。腐りやすい、狂いが大きいとして、建築用材にはあまり使われなかったため、木で無いと書かれた。



「樹木図鑑」から


1990〜95年の間の熱帯林消失、日本列島の1/3に相当
 
 国連食糧農業機関(FAO)によると、1990〜95年の間に熱帯地域の森林は、年間で日本列島全体の1/3に当たる1260万ヘクタールも消失した。近年、このペースは鈍くなっているとはいえ、依然として熱帯林の破壊は深刻で、環境保護団体によると、実際に減少した熱帯林の面積はもっと大きいという。
 FAOによると、大規模な焼き畑や過剰な放牧などと並んで、商業目的の乱伐も熱帯林破壊の大きな要因の1つだという。先進国の丸太の消費量は減少傾向にあるが、発展途上国の消費量が急増しており、この傾向は今後も続くとみられている。
 熱帯林を国内に持つ発展途上国には、持続可能な林業経営の実現のため、先進国からの技術や資金の援助を求める声が強まっている。

<大きい日本の責任>

 日本は、国土の67%が森林という先進国の中では有数の森林国でありながら、木材輸入量は8700万立方メートル(97年)と、世界最大の輸入国になっている。
 地球温暖化対策や生物多様性の保全、砂漠化防止などについては、国際条約が採択されるなど徐々に対策が進んでいるが、森林保全に関する国際的取り組みは遅れがち。持続可能な森林を一刻も早く実現するために日本の責任は大きいといえる。

<ITTOの目標も未達成>

 また、熱帯林産木材の貿易関連諸国が加盟する国際熱帯木材機関(ITTO)が、破壊の進む熱帯林を守るために10年前に定めた「2000年中に環境に配慮した森林からの産品だけを扱うことにする」という目標を達成できなかった、とする見解をまとめていたことがわかっている。

 ITTOは、今後の具体的な目標達成年限の設定も断念。環境保護団体は、「達成時期の明記を放棄したのは大きな後退」と批判しており、各地で続く熱帯林の破壊的な伐採への国際的な対応の不十分さが明らかになった形。
 先進国の資金や技術援助の不十分さも一因とされ、世界最大の木材輸入国としてITTO本部を誘致した日本への風当たりも強まりそう。

  ITTOは、森林破壊につながらない「持続可能な熱帯林の利用」を図る目的で1986年に設立。90年に「2000年までに、すべての熱帯の木材と木材製品の輸出を、持続可能な経営がされている森林からのものにする」との目標を定めていた。
 目標の達成年次である今年の2回の理事会で、専門家による報告書などを基に、各国の目標達成状況を検討。その結果、ガーナやカメルーンなど6つの国の一部の森林で目標に沿った動きが出てきたものの、人材や資金の不足からほとんどの国で目標が達成されていないとの結論に達した。
 このためITTOは11月初めの理事会で「できる限り早い時期に達成することを目指す」ことを決議。「2000年目標」という名称は「目標2000」と変えることになった。

(参考資料:12月18日付 共同通信ニュース速報)


(文責:編集部 立山裕二、小松)  (エコロジーシンフォニー2000年12/25)


  1. 2006/10/23(月) 23:05:30|
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