衣食住に関して大量生産大量消費は世界を破滅に導くことが今すでにみえてきています。が何も改善されません。繰り返しおなじみの茶番が演じられます。大量生産には無理がつきものです。コスト削減、利益拡大馬鹿の一つ覚えで突き進んでブレーキがききません。人間1人1人が輝く、輝かせるということができなければ環境破壊も数々の犯罪、不道徳もなくならないでしょう。言われたことをただロボットのようにこなすだけではそのひとは輝かない。何をどうすればどうなるのか、考えながら。これは対物対人にいえることで難しいことですが人として生きるうえで欠かせないことだと思います。これだけ価値観が多様化しているにもかかわらず他人を尊重することが出来ない人が多いのではないでしょうか。何もかも言葉にしないとわからないというのは人として退化しているのだと思います。試験のため出世のための勉強では人類社会としてあまりにも時間も労力も無駄遣いしているといわざるを得ません。こんな社会を作り上げてしまったことに対する反省が微塵も感じられない。だから自分で何かをはじめましょう。自分で
豆知識
「タカエコ」から
雄大な屋久島の自然を望む斜面に野積みされた大量のごみ(鹿児島県屋久町で)
こけむした無数の屋久杉、縦横に走り回るヤクザル。湿気を帯びた薄暗い森を静寂が支配する。
「本当はあまり見られたくないんですが……。2200トンほどたまっています」。屋久島(鹿児島県)の日高豊伸・屋久町環境観光課長(56)が案内してくれたのは、町のごみ焼却場跡地。幻想的な世界遺産登録地域からちょっと外れた山中の一角に、ペットボトル、発泡スチロール、ビニール袋など、大量のごみが斜面を覆い尽くすほど野積みされている。
屋久島は、白神山地(青森、秋田県)とともに1993年、島の5分の1の1万ヘクタール余が世界自然遺産に登録された。人口1万4000人の島を訪れる観光客は現在、年間20万人。登録前の倍近くに増え、それとともに、「山岳部付近のごみが目立つようになった」(屋久町)。
ダイオキシンの排出基準をクリアしていなかった焼却場は97年に停止、上屋久町と新しい焼却場を建てることになった。だが、その完成まで暫定的に使用された小型焼却場は紙類しか処理できず、プラスチック類は野積みされていった。
屋久町は2000年、ごみを宮崎県の処分場に運び始めた。しかし、1トン当たり約3万円の運搬費用に耐えられず、翌年、約700トンを運んだところで中断した。
新焼却場が運転を始めたのは、05年8月。だが、新しいごみの焼却が優先され、野積み分はいっこうに減らない。「ごみ処理のため、これ以上の出費はできない。観光客にもごみを出さない努力をしてもらわないと」と、日高課長は語る。
屋久島に限らず、世界遺産に登録されると、知名度が格段に上がり、旅行会社は「遺産ツアー」を組む。地元は経済的に潤う一方で、急激な俗化がもたらす問題に悩まされる。
昨年5月、屋久島の「縄文杉」近くの山小屋で、約30人が汚物150リットル分をひしゃくでポリタンクにくみ取り、4時間かけて登山口まで下る“実験”を行った。
山中の11か所のトイレのうち7か所がくみ取り式。周辺に汚物を埋めてきているが、限界に近付いたため、屋久町と上屋久町などが設置した協議会が対応策を検討している。
実験の結果、人力運搬は可能との結論に達したが、ここでも運搬の人件費が大きな壁に。トイレの大半を管理する県は「費用負担は難しい」と消極的だ。観光客に「協力金」を募るアイデアも浮上している。
屋久杉の森の中に散策路を設けた林野庁管理の「ヤクスギランド」などでは、維持費に充てる協力金300円を観光客から集めている。協議会の地元ガイドらは「島内の協力金を一本化して必要な所に振り分けた方がいい」と主張しているが、林野庁は「協力金制度は定着しており、場所ごとに集めて、その場所のために使うべきだ」と、応じる気配はない。
樹齢が数千年に及ぶ屋久杉をはぐくんできた神秘の島で、試行錯誤が続いている。
屋久島= 鹿児島・佐多岬の南約60キロにあり、周囲130キロの島の9割が森林。標高1500メートルに達する山が連なり、亜熱帯から亜寒帯の植物が垂直分布する。屋久杉の中で最も古い「縄文杉」は、樹齢7200年との説もある。林芙美子は「浮雲」で「月のうち、三十五日は雨」と、屋久島の雨の多さを表現した。
- 2007/06/25(月) 22:01:33|
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